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個展
 
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 普段は書くネタを搾り出すのに苦労しているのに、
いざ書く事がたくさんある時に限って書く暇がなかった。

 ということでリアルタイムでの更新はできなかったが、今回の個展を振り返ってみると、本当にたくさんの人が来てくれた事が今更ながらうれしかった。
毎年大勢の人が来てくれるのだが、今年は世間のニュースが値上げの事ばかりで、余分な物を買うような雰囲気ではなかった。だから、あまり期待はできないと思っていた。

 しかし、蓋を開けてみると、梅雨で雨の日が多かったにもかかわらず毎日いろいろな人が来てくれた。

 特に驚いたのは幼稚園時代の友達がわざわざ和歌山から来てくれたり、愛知の陶芸仲間が来てくれたり、インターネットで知り合った人が来てくれたり、東京から親戚が大勢来てくれたり、とにかくわざわざ遠くまで僕の個展だけのために来てくれたことは感謝してもしきれないほどだ。

 僕の個展にそれ程の価値があるのか、と考え始めるとプレッシャーがかかりすぎてもう個展なんかできなくなってしまうので、いずれもっと実力をつけて恩返ししますと無責任にも軽く受け流しておくことにする。
受け流すなんて言ってすいません。でも、いつかかならず・・・。

 とにかく僕が10年間陶芸を続けてこれたのは、この静岡の個展が重要な一里塚としてあるからである。

 もう一つ今回の個展のポイントは、10年間で初めて、窯の扉をあけてがっかりしなかったという事だ。今回の釉薬の色はとても良かった。

 毎朝、ギャラリーでスターバックスのキャラメルマキアートを飲みながらぼんやり自分の作品を眺めるのが大好きな時間なのだが、今年は特に自己満足に浸ってしまった。あまり満足してしまうと今後の進歩がなくなるので注意しなければならないけれども、とりあえずは納得できるできばえだった。これなら見に来てくれる人達にも自信をもって見て貰える。

 それからもう一つ今回の個展での収穫は、今までギャラリーの近くのスターバックスで注文できるのはたった一つ発音できるメニューである「キャラメルマキアート」だけだったのだが、さすがに飽きてきたので、勇気を出して違うメニューを発音してみた事。
モカ・ナントカ・・・あ、名前忘れてしまった。
by gadget-pottery | 2008-07-06 00:15 | 陶芸
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