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温泉旅行
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 温泉旅館に行ってきた。

 車で3分の柿野温泉。
静岡の実家から両親が遊びに来て、近くの柿野温泉に宿をとったので一緒に夕食をして温泉に入った。

 柿野温泉は旅館が3~4軒の小さな温泉だが、お湯は良いらしい。
旅館も綺麗で露天風呂もあった。
 周りは田んぼでヒグラシの声が山に響いている。柿野では夏の最初からヒグラシが鳴いているのだ。
 
 今日はお客さんが少なかったようで、広いお風呂場は4歳の息子と2人の貸切りでゆっくり入ることができた。男湯の入り口あたりの神棚に2m程もあるオ○ン○ンが祭ってあって、息子に「神様のオ○ン○ンだよ。」と教えたら、手を合わせて拝んでいた。何をお願いしていたのだろう。

 夕食は鮎や鰻がでて本格的な旅館のご馳走だった。最近受けた健康診断で中性脂肪の値が※だったので食事に気をつけていたが、今日は解禁にした。
 旅館の駐車場で小学1年の娘の主導でやった花火は線香花火メインのシミジミしたものだった。
 
 さらにもう一度温泉に入ってから帰途についたが、すぐ家に到着。
それでも温泉旅行に行ってきたような気分であった。
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by gadget-pottery | 2008-07-26 21:49 | 日々
賃挽き
 
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 友人が8月に結婚するので、その結婚式のための引き出物を作っている。
湯飲みの2個セットを約80組。

 賃挽き(チンビキ)というものがある。昔まだ機械が発達してなかった頃、陶器の大量生産するためろくろ師が1個いくらでろくろを大量に挽く事だ。
 現在もやっている人は少なくなったが、手づくりの味を出した陶器を量産している製陶所などにはまだいる。
 以前、瀬戸にいる賃挽きの名人の仕事場に見学に行った事があるが、湯飲みだったら30秒に一個の速さでどんどん作っていく。寸法も計らずにぴったりそろっている。

 僕の頭の中ではその賃挽き名人のイメージがあって、自分もある程度そんな風にできると思って湯飲みを挽きはじめたのだが、当然イメージどおりにはいかない。

 だいたい同じ大きさのものそろえて作るというのが苦手で、最近はそろえようという気持ちをはなから放棄して作品を作っていたので、かなりがんばらないと大きさが同じにならない。
 僕の作風としてはそんなにピッタリそろっていなくても別にかまわないのだが、今回は同じ大きさの箱に詰めなければならないという足かせがある。あまり違うと箱にうまく収まらない。

 そんなわけでトンボという竹串を交差させたような計測器具を使って、僕の場合はいちいち計りながら、そして修正しながらろくろを挽くわけで、瀬戸の名人のように30秒でしかも修正もせずに形も大きさもそろっている状態とは程遠い。

 いくら下手でも普通は数をこなせば自然に同じものができてくる筈なのだが、まあそろわない。
こうなってくると、これは一種の才能である。
 たいてい同じものをずっと作っていると画一的になって面白味に欠けてくるものだが、それがないという事だ。そうなのか?

 こんなことを書いていると結婚する当の友人が不安になると思うので、言っておかなければならない。
 心配しないで下さい、ちゃんと計って作りましたから箱には収まると思います。


 たぶん。
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by gadget-pottery | 2008-07-20 00:00 | 陶芸
ラッパ
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 静岡の実家に帰るときにはいつもトランペットを持って帰って、知り合いのジャズバーのマスターに客が居ない時を見計らって教えてもらっているのだが、一向にうまくならない。

 だいたい楽譜と首っ引きで、さらに楽譜の下に片仮名でドレミファと書いてあるのを見ながら吹いているのではうまくならないだろうとは思っていたが、あまりにも進歩がなくて行き詰っていた。

 今回の個展で音楽関係の仕事をしている人と話す機会があったので演奏の仕方について聞いてみると、その人は楽器を演奏するときや作曲するときはほとんど楽譜を使わないというのだ。
 他の曲をコピーするときも耳で聴いて練習するので楽譜は見ないという。

 僕にそれができるかどうかは別として、今までの練習方法ではまったくダメであったのだから、
楽譜を見ないというやり方を試してみる価値はありそうだ。

 そんな事を考えていた時に知り合いのジャズバンドの練習に混ぜてもらえる機会があった。
演奏の途中でアドリブをやれと言われて、最初は怖気づいて断っていたのだが、デタラメでも他のメンバーがなんとかフォローするからやってみろと言われ、思い切ってやってみた。
 まあそれはそれは酷い演奏ではあったのだが、楽譜を見ながらたどたどしくやっていたのと比べると多少ジャズっぽかったような気がする。
 なによりやっていて楽しかった。

 常々僕は何をやるにもまず理屈からはいるタイプなのだが、物を作る仕事をしていると理屈よりも感性を優先したほうが良い結果が出る場合が多い。
 昔から映画の中のブルース・リーの「Don't think. Feel!(考えるな、感じろ)」というセリフとか、スターウォーズでのオビワンの「Feel!」というセリフが大好きだった。
しかし、どうしてもいざとなると理屈が手放せなかった。

 それは何故かと考えると、トランペットと楽譜のときと同じように、自分の感性に自信が無かったのだ。理屈より感性だけで行動している時、手放しで自転車を運転しているような気分になる。

 しかしもう理屈に頼らずに自分の感性を信じて進んでも良いのではないか。
手を離してもそんなに大きくは転ばないのではないか。
いやむしろ転んだほうが面白いのではないのか。
と、最近思えるようになった。

 転んだらラッパを吹いてごまかそう。
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by gadget-pottery | 2008-07-11 23:04 | 日々
個展
 
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 普段は書くネタを搾り出すのに苦労しているのに、
いざ書く事がたくさんある時に限って書く暇がなかった。

 ということでリアルタイムでの更新はできなかったが、今回の個展を振り返ってみると、本当にたくさんの人が来てくれた事が今更ながらうれしかった。
毎年大勢の人が来てくれるのだが、今年は世間のニュースが値上げの事ばかりで、余分な物を買うような雰囲気ではなかった。だから、あまり期待はできないと思っていた。

 しかし、蓋を開けてみると、梅雨で雨の日が多かったにもかかわらず毎日いろいろな人が来てくれた。

 特に驚いたのは幼稚園時代の友達がわざわざ和歌山から来てくれたり、愛知の陶芸仲間が来てくれたり、インターネットで知り合った人が来てくれたり、東京から親戚が大勢来てくれたり、とにかくわざわざ遠くまで僕の個展だけのために来てくれたことは感謝してもしきれないほどだ。

 僕の個展にそれ程の価値があるのか、と考え始めるとプレッシャーがかかりすぎてもう個展なんかできなくなってしまうので、いずれもっと実力をつけて恩返ししますと無責任にも軽く受け流しておくことにする。
受け流すなんて言ってすいません。でも、いつかかならず・・・。

 とにかく僕が10年間陶芸を続けてこれたのは、この静岡の個展が重要な一里塚としてあるからである。

 もう一つ今回の個展のポイントは、10年間で初めて、窯の扉をあけてがっかりしなかったという事だ。今回の釉薬の色はとても良かった。

 毎朝、ギャラリーでスターバックスのキャラメルマキアートを飲みながらぼんやり自分の作品を眺めるのが大好きな時間なのだが、今年は特に自己満足に浸ってしまった。あまり満足してしまうと今後の進歩がなくなるので注意しなければならないけれども、とりあえずは納得できるできばえだった。これなら見に来てくれる人達にも自信をもって見て貰える。

 それからもう一つ今回の個展での収穫は、今までギャラリーの近くのスターバックスで注文できるのはたった一つ発音できるメニューである「キャラメルマキアート」だけだったのだが、さすがに飽きてきたので、勇気を出して違うメニューを発音してみた事。
モカ・ナントカ・・・あ、名前忘れてしまった。
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by gadget-pottery | 2008-07-06 00:15 | 陶芸